カスタム属性を活用して入力漏れを防止する方法
＜こんなお悩みないですか？＞
課題を追加する際に、
- 担当者を必ず登録してほしいのに、担当者が選択されていない課題がある
- 開始日と期限日を登録してほしいのに、開始日と期限日が設定されていない課題がある
＜解決方法＞
- カスタム属性は項目ごとに必須入力項目にすることが可能です。
- これを活用して次のように各項目の入力漏れを防ぐことが出来ます。
1.カスタム属性の設定後、担当者を選択しない状態で課題を追加してみます。
2.この状態で課題を追加しようとすると、画面上部でアラートが表示されます。ここで「あ、担当者入力しないと」と気づくことが可能です。
3.担当者を選択 + カスタム属性の［担当者チェック］の項目を入れてみます。
4.無事、課題の追加ができました。
※カスタム属性の設定方法は追ってご説明します。
◼︎カスタム属性とは？
Backlog課題追加時にデフォルトで用意されている項目以外の項目をカスタマイズして追加できる機能です。Backlogで課題追加する時担当者や開始日、期限日などを入力できますが、その他の入力項目を増やしたい時に好きな項目名と入力フォームを追加できます。
※カスタム属性は［プレミアムプラン］・［プラチナプラン］のみの提供です。
◼︎カスタム属性のポイント
- プロジェクト単位での設定が可能です。
- プロジェクトの中で特定の【種別】に特定のカスタム属性を適用（表示）させることが可能です。
- カスタム属性の項目ごとに必須入力項目にすることが可能です。
▼特定の【種別】に特定のカスタム属性を適用（表示）させる場合の画面例
◼︎カスタム属性とカテゴリー、マイルストーンの棲み分け
カテゴリーとマイルストーンのメリットはガントチャートやボードで表示がされるところです。
一方で「カスタム属性」はガントチャートやボードでフィルタをかけることができません。
そのため、以下の基準で設定するとよいかもしれません。
＜カテゴリー、マイルストーン＞
- ガントチャートやボードでフィルタリングをしたい項目
- 頻繁にフィルタリングの対象となる項目
＜カスタム属性＞
- 検索頻度は低いけど、たまに検索して集計したい項目
◼︎カスタム属性を設定することができるユーザー
- ユーザー権限が【管理者】の方
- ユーザー権限が【一般ユーザー】のうち【プロジェクト管理者】に設定されている方（※）
※プロジェクト管理者で設定されているプロジェクトに限り設定が可能です。
（ユーザ権限の詳しい内容はこちらから確認できますのでチェックしてみてください👀）
◼︎カスタム属性の設定方法
「担当者の選択漏れを防ぐ」ためのカスタム属性を設定してみたいと思います。
1.各プロジェクト内メニュー［プロジェクト設定］→［カスタム属性］→［カスタム属性の追加］をクリックします。
2.カスタム属性の登録をします。設定項目は以下とします。
- カスタム属性の名前：担当者チェック
- カスタム属性の形式：選択リスト
- ［必須な属性とする］ をチェック
- ［複数選択できる and チェックボックス形式］
- 項目名：担当者を入力した
3.カスタム属性の設定終了です。
◼︎注意事項
担当者を登録せずとも、作成したカスタム属性のチェック項目だけチェックすることで、課題の追加をすることができてしまいます。
しかし、操作ミスの防止だったり担当者をつける意識付けをすることに貢献できると思いますので、しっかりとした課題管理を実現されたい方はぜひお試しください！
この記事では、カスタム属性を活用して入力漏れを防止する方法を紹介しました。
自社にぴったりのカスタム属性を作って、Backlogをもっと活用していきましょう！
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