初期設定の進めかた(STEP4〜5)
目次
■ ステップ4:種別・カテゴリー・マイルストーンの設定 |
■ ステップ4:種別・カテゴリー・マイルストーンの設定
種別・カテゴリー・マイルストーンは、Backlogにおける課題の分類方法です。各プロジェクトの設定画面で追加や編集ができます。適切に設定することで、タスクの整理や、様々な切り口での情報確認がスムーズになります。
(1)追加画面と利用例
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追加画面
「プロジェクトホーム」→「課題の追加」より、課題追加時に選択できます。
① 種別
業務の性質に関わる分類として使いましょう。
種別ごとにテンプレートを設定することもできます。
利用例:タスク、問い合わせ、要望
② カテゴリー
カテゴリーは、課題の内容で分類するときに使いましょう。
利用例1:デザイン、開発、広報
利用例2:X商品、Y商品
③ マイルストーン
マイルストーンとは、プロジェクトの進捗を管理するために途中に設ける節目、またはチェックポイントのことです。「いつまでにやるのか」という時期で課題をグルーピングしたいときに便利です。
利用例:新商品開発プロジェクトの場合
企画フェーズ、設計フェーズ、試作フェーズ、量産フェーズ、出荷フェーズ...など
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利用例
■ガントチャート
フィルタやグルーピングで絞り込むことができます。
以下は、「種別」でグルーピングした例です。
■課題一覧
フィルタで絞り込みができます。
以下は、複数のフィルタ(種別とカテゴリー)で絞り込んだ例です。
(2)課題のテンプレート設定
課題のテンプレートは、あらかじめ種別に課題の件名と詳細を設定しておくことで、課題の追加時にテンプレートとして使うことができる機能です。
手順
- 「プロジェクト設定タブ」→「種別」→「種別の追加」をクリックします。
- 種別名を入力し、背景色を選択します。件名、詳細欄に課題テンプレートで表示させたい内容を入力し、「登録」をクリックします。
- ドラッグ&ドロップで種別の順番を入れ替えることができます。
- 課題の追加時、種別のプルダウンを表示させた際に、種別の隣にマークがついているものが課題テンプレート設定がされているという意味になります。
(3)カテゴリーの追加
手順
- プロジェクトホーム→「プロジェクト設定」→「カテゴリー」→「カテゴリーの追加」をクリックします。
- カテゴリー名を入力し、「登録」をクリックします。
- 課題の追加画面にて選択する際にはこのように表示されます。1つの課題に複数のカテゴリーを選択することも可能です。
(4)マイルストーンの追加
手順
- プロジェクトホーム→「プロジェクト設定」→「発生バージョン/マイルストーン」→「発生バージョン/マイルストーンの追加」をクリックします。
- 「発生バージョン/マイルストーン名」を入力します。また、期間として「開始日」「終了日」を入力し、「登録」をクリックします。
- マイルストーンを設定すると、ガントチャートの日付欄に、マイルストーンの終了日を表す旗が立ちます。また、フィルタやグルーピングも可能になります。ガントチャート上でマイルストーンを意識しながら、課題のスケジュールや進捗を把握できます。
(5)カスタム属性
カスタム属性は課題に対して独自に定義できる属性で、必須項目として設定することもできます。プロジェクトごとに複数のカスタム属性を自由に作成できます。
※カスタム属性は、プラチナ、プレミアムプラン限定の機能になります。
手順
- プロジェクト設定→「カスタム属性」をクリックし、「カスタム属性の追加」をクリックします。
- カスタム属性の名前、説明を入力し、形式を選択し、プレビューで確認します。
- 属性の設定、課題種別との関連を設定し、「登録」をクリックします。必須化やどの種別の時に表示させるのかを設定できます。
- 課題→「高度な検索」→「その他」よりカスタム属性で課題を検索することもできます。
■ ステップ5:メンバーと課題でやりとりする
スペースに他のメンバーが登録されたら課題上でコミュニケーションをとってみましょう。
メンバー宛にコメントを入れたり、スターを送ったり、担当者を変更したりと課題ごとに進捗状況の履歴を残していきましょう。
(1)課題の追加
- プロジェクトホーム→「課題の追加」をクリックします。
- 「件名」、「課題詳細」、「担当者」、「開始日」、「期限日」を入力します。「カテゴリー」、「マイルストーン」、「状態」、「優先度」等他の項目は必要に応じて選択します。入力・選択が完了したら、「追加」をクリックします。
(2)コメントや担当者の変更
課題のコメント欄を使って、コメントのやりとりを行うことができます。
手順
- コメントをやりとりしたい課題ページにいきます。課題追加後は、課題キーをクリックすることで遷移できます。
- 課題ページ下部にあるコメント欄をクリックします。
- コメントを送りたい相手にメンションして、コメントを入力します。メンションは「@」を入力し、メンバーを選択します。選択後に、続けて@を入力することで複数名にメンションすることもできます。同時に、「状態」「担当者」「開始日」「期限日」等を変更することもできます。ここでは状態を「処理中」に変更しています。
- コメントを入力します。絵文字のマーク(画像内赤丸の箇所) をクリックし、コメントに絵文字をつけることもできます。
- 「コメントをお知らせしたいユーザー」をクリックし、お知らせしたいユーザーを追加することもできます。コメント文面には表示させずに、通知を行うことができる機能です。送信したいコメントや状態の選択など終えたら、最後に「登録」をクリックすると更新されます。
- コメントには通知したユーザーのアイコンが表示されます。そのコメントが既読の場合は、アイコンにチェックがつきます。
実際にやりとりする場合は、コメントと同時に状態や担当者を変更することが多いと思います。以下のように変更してコメントとともに通知することで課題を進めていきます。
(3)お知らせの確認
手順
- @でメンションをされる、またはお知らせしたいユーザーに選択されると、グローバルバーのベルマークにお知らせの件数が表示されます。お知らせを確認するにはベルマークをクリックします。
- 届いた課題のコメントが表示されます。
- 通知されたコメントをクリックすると、該当課題のコメント欄が表示されます。
(4)スターを送る
スターとは、プロジェクトのメンバーに対して感謝の気持ちを伝える機能です。コメント欄のスターボタンをクリックしてみましょう。
誰からもらったスターかを確認するには、スター部分にマウスオーバーしてみましょう。スターを付けた人のアイコンが表示されます。また、スターは何回でも連打できます。大きな感謝を伝えたいときは、 普段より多くクリック(連打) しましょう。数が増えると、スターの色が変化します。
(5)親子課題を設定
親子課題は、作業ボリュームが大きな課題を複数に分割し、ひとまとめに管理できる機能です。大元の課題を「親課題」、分割された課題を「子課題」といいます。
「子課題を追加」から「新しい課題を作成」をクリックして、子課題にすることができます。「既存の課題を追加」をクリックして、既存の課題を親子課題として設定することもできます。
ここでは、作成した課題に親課題を設定する方法をご説明します。
手順
- 親課題を紐づけたい課題(子課題にしたい課題)の「編集」をクリックします。
- 「親課題を設定する」をクリックします。
- 親課題にしたい課題の課題キーを直接入力するか、「親課題を選択」をクリックします。
- 「親課題を選択」をクリックした場合は、親課題にしたい課題を選択します。
- 選択した課題が反映されていることを確認して、「保存」をクリックします。
ここまでお疲れ様でした!管理者向けの初期設定マニュアルは以上となります。以下より、マニュアルのpptxおよびPDFのダウンロードも可能ですので良ければそちらもご確認ください。